ボンダイウォッシュの界面活性剤について

洗濯用洗剤に使用するボンダイウォッシュの界面活性剤について

界面活性剤の役割
界面活性剤は油と水を混ぜる性質があるため、汚れを落すために欠かせない成分の一つです。

一般的な洗剤には“合成界面活性剤”が配合されています。この界面活性剤の成分が石油系のものは“合成洗剤”とも呼ばれ洗浄力の高さが売りですが、肌トラブルの原因となったり環境を汚染してしまう物質でもあります。(合成洗剤は分解のスピードが遅いため、洗濯した衣類に残ることが多々あり、そこで皮膚への刺激になってしまいます)
ボンダイウォッシュの洗剤にも界面活性剤が配合されていますが、“天然界面活性剤“が使用されています。100%ナチュラルな界面活性剤です。ボンダイウォッシュの場合、天然成分は落ちが悪いというのを解消するために、数種類の植物由来の界面活性剤を使用しています。このいわゆる天然界面活性剤は分解が速いので水質汚染などの心配が少なく環境にやさしいのが特徴です。(オーガニック洗剤は洗濯時に素早く分解されるうえ、もしも衣類に残ってしまっても低刺激なのが特徴です。そのため敏感肌の方や、肌に優しいものを使用したい方から支持を得ています。)

赤ちゃんの衣類にも使える
オーガニックの肌への低刺激は、大人よりバリア機能が弱い赤ちゃんにも使用することができ、少しの刺激でも肌トラブルを起こしてしまうアトピー肌にも使用できるほどです。オーガニックの無添加洗剤にしてから、「アトピーが落ち着いた」「肌トラブルがなくなった」という声も多いので、肌に悩みのある方は洗剤から変えてみても良いですね。

大人の肌トラブル
大人になって肌が乾燥する、トラブルがあるなど、実は洗剤の影響を多く受けていることに気づかないこともあるのですが、合成界面活性剤が肌のバリア機能である角質層と皮脂膜をゆるめ、溶かしてしまう働きがあることから美容業界でも問題視されています。(シャンプー、ボディーソープ、洗顔にもこの界面活性剤が含まれるため)
スキンケア用品から徹底的に合成界面活性剤を排除していても、洗剤に含まれていれば
肌は常に肌に有害な成分と触れ合っていることになります。これによってアレルギーを発症していても気づかないことが多いのが現実のようです。

環境保全になる
合成界面化製剤は、ヨーロッパで1960年代に起こった水質汚染問題に大きく関わっていました。石油由来のものは自然に戻してもすぐには分解することができず、水質汚染の原因のひとつとなっています。
下水処理が進んだ現代でも、合成洗剤が引き起こしている環境問題は解決しておらず、私たち一人ひとりが環境のために何ができるのかを常に考えていかなければいけません。そのときに植物由来の洗剤を使用することで、少しでも自然の循環を乱すことがないよう配慮することができます。